テルミチオの毎日

なんでもない日々などを書いていきます

立ち会い出産時に旦那がするべきこと

■息子誕生

 おめでたい事に先日、記念すべき私の第一子がこの世に産声をあげました。体重3300gのちょっと大きめな男の子です。私は母子共に何事もなく産まれてきてくれるのが一番だと考えていたので元気な鳴き声を聞いた時はそれはもう感極まりました。赤ちゃんにも妻にも感謝です。

 

■出産の時にどれだけ役立てるか

 今回私は職場の方々の協力もあり妻の出産に立ち会うことができました。職場は女性ばかりの環境で常々、妊娠中と出産の時に「どれだけ旦那が役に立てるかが重要だよ」と言われてきました。以下に立ち会い出産での妻の声を簡単にまとめてみました。

 

・いざという時にやっぱり男は役に立たない。

・私は一人で子供を育てていくんだと感じた。

助産師に怒られまくる旦那にイライラした。

・産まれる瞬間にギュッと手を握ってくれていて安心した。今思えば幸せだった。

・一生懸命声をかけてくれたり腰をさすってくれたり旦那がいたお陰で頑張れた。

 

※調べていて私が気になったのは役に立たないなんて思われてしまうことです。自分の大切な人がつらい時にそばで支えてやれないなんて男としていかがなものでしょう。

出産は女性も男性も期待と不安でいっぱいです。同じような気持ちを抱えていますが女性は赤ちゃんを産む張本人ですから逃げられません。しかし、男性は逃げることができます。でも自分も当事者にならなきゃ逃げちゃダメです。

 

■旦那がするべきこと

・頑張ってと声をかけてあげる、手をにぎってあげる

  子宮口が5㎝未満の時は割と余裕があったりします。何気ない会話をしてリラックスさせてあげましょう。出産が間近になってくると痛みは強くなり声は届いていないかもしれません。それでも声をかけて、手を握って、応援をしてあげましょう。きっと心に届きます。

 

・そばにいるだけで力になる

 様々な理由があり立ち会いができないこともあります。でもなるべくなら都合をつけてあげてそばで一緒に見届けましょう。嫌がる奥さんも中にはいるかもしれません。そんな時は話し合いましょう。(価値観の押し付けになって申し訳ないですが私はそばで応援してあげたいです。)

 

・水分を取らせてあげる

 飲み物は自分の分も含めて3~4本程度500MLの飲み物を用意しておきましょう。ストローをつけてあげたりすると飲みやすいです。

 

・汗をふいてあげる

 オペ中のDrの汗を拭いてあげるようにタイミングをみてハンカチなどで汗を拭いてあげましょう。濡らしたハンカチなども用意し当ててあげると気持ちいいと思います。

 

・うちわで仰いであげる

 痛みやいきみによって体に熱はたまっていきます。うちわで仰いで熱を飛ばしてやりましょう。分娩室に扇風機があればいいと思ったのですがうちわがあるのは旦那さんの役割を作ってくれているのかもしれません。

 

・腰をさすったりしてあげる

 陣痛が強くなる時に腰をさすってあげたり押してあげたりすると痛みが少し和らぐようです。奥さんの様子をみながら提案してやってあげましょう。テニスボールで肛門のあたりを押してあげるのも効果的みたいです。(うちの妻は嫌がってました。)

 

・なるべく寝ないで

 奥さんはほとんど寝れないのに旦那さんが寝てしまうとやはり不快だと思います。妻に余裕がある時に隙をみて寝るかなるべく寝ないようにしましょう。私達は19時頃に分娩室に入り翌朝の6時頃にようやく息子が産まれました。正直産まれる間近までは眠たくて大変でした。REDBULLなどを買っておけば良かったのかもしれません。助産師さんの話しでは赤ちゃんは夜元気になるので夜間の出産が多いようです。

 

 ・リラックスさせてあげる

 いきんでいる時などは全身に信じられない程の力が入っています。いきみが終わった後も腕などに力が入っている時があります。「今は休んでいいよ」などタイミングをみて声をかけて力を抜かせてあげましょう。

 

・ねぎらいの言葉と子供を可愛がってあげる

 最後に妻に「頑張ったね」、「お疲れ様」、「ありがとう」等、声をかけ分娩を終えた妻をねぎらってあげましょう。そして子供を可愛がってあげる。疲れてぐったりしているかもしれませんが産んで良かったときっと思ってもらえると思います。

 

■赤ちゃんが産まれた感想

 なんか色々まとめて偉そうに書きましたが僕自身まだ自分の子供が産まれたという実感があまり湧きません。初めての体験なので今後、どういった生活になるのかイメージがついていないからかもしれません。今まで自由に生活してきた分、これからは子供中心の生活になっていくんだと思います。若気の至りなんてもうできないのかもしれないと思うと少し寂しいですが、こうやって大人になっていくのかもしれません。頑張ります。